

交通業界へ、革新を。
そして社会と企業を支え、未来の安全と信頼に貢献する。
徳島県代表取締役社長 近藤 洋祐

代表者インタビュー
タクシー業界のDX化を推進し、地域交通の課題解決を目指す
―御社の事業内容を教えてください。
2015年の創業以来、タクシー業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、タクシー事業者の基幹業務である配車業務の効率化を支援することで、地域の移動インフラの利便性と持続可能性の向上に貢献してまいりました。
現在、当社のクラウド型タクシー配車システム「DS」は全国47都道府県・約600社・約2万1,000台のタクシー車両に導入されており、配車業務委託サービス「タクシーCC」では全国41都道府県において、月間20万件を超える電話によるタクシー配車依頼に対応しています。
タクシー事業者の業務効率化と収益拡大を支援するとともに、地域住民や訪日外国人に新たな「移動の足」を提供しております。
―起業の経緯を教えてください。
2010年、家業の再建のため、吉野川タクシーに入社し、新規顧客獲得を目指して様々な施策を打ち出し、再建を実現することができました。
そこで私は、経営再建で培った経験に基づいて開発された業務支援ツールがタクシー業界に存在すれば、事業者がより集客力を高め、あらゆる業務を省力化し、業界全体のDX化が加速することで、持続性の高い交通システムを構築することができるのではないかと考え、2015年12月に吉野川タクシーの車庫で共同創業者の坂東(現CTO)とシステム開発を始め、電脳交通を創業しました。
―地域への想いを教えてください。
私が徳島で起業したのは、何よりも「故郷・徳島に貢献したい」という想いが根底にあったからです。生まれ育った徳島で、自分に何ができるのか。地元に根ざしたビジネスを通じて、地域に雇用を生み出し、経済を少しでも活性化させたいという気持ちが強くありました。そのような想いもあり、約200名の従業員のうち半数以上は徳島にて雇用しています。
事業の成長に伴い、採用を強化する中で、都市圏で働いたメンバーが徳島でも働いてくれていますが、徳島・都市圏両方の人材にとってプラスになると思っています。都市圏の人にとっては地方ならではの「情理」を学び、徳島の人にとっては都市圏ならではの「論理」を学ぶことができ、それが人間的な成長に少しでもつながればと思っています。
―今後のビジョンをお願いいたします。
今後、私たちはタクシーの配車支援にとどまらず、タクシー事業者が直面するさまざまな経営課題に対応する総合的なサービスを提供し、事業者がより効率的で持続可能な運営を実現できる環境を構築してまいります。
また、電脳交通の「電脳コネクト」を通じて、配車アプリや交通関連サービスとの連携を一層強化していきます。電脳コネクトは、タクシー事業者の業務効率化と収益拡大を支援するとともに、地域住民や訪日外国人に新たな「移動の足」を提供します。今後は、さまざまなパートナー企業との協力を通じて、全国規模で移動の利便性向上を目指し、社会全体のインフラ進化に貢献していきます。
プロフィール
近藤 洋祐
経歴
- 1985年
- 徳島市生まれ
- 2012年
- 吉野川タクシー(有) 代表取締役就任
債務超過寸前の状態からV字回復を実現 - 2015年
- 電脳交通を創業し代表取締役に就任
- 2025年
- 創業10年目を迎える
会社概要
ビジョン | 成長を望む企業と共に、“交通”を軸としたビジネスを進化させ、社会全体にひらいてゆく。 |
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目標 | 次世代の交通社会を支えるため、革新を追求し続け、地域社会へ貢献する。 |
事業内容 | タクシー業界のDXを推進し、クラウド型タクシー配車システム「DS」や配車業務の委託サービス「タクシー CC」など業界の人材不足解消・業務負担軽減につながる事業を展開。導入エリア全国47都道府県達成。 |
所在地 | 本社:徳島県徳島市寺島本町西1-5 アミコ東館6階 |
資本金 | 1億円 |
株式公開 | 検討中 |
採用計画 | 中途採用は、事業および組織の状況に応じて、随時実施しております。 |
募集職種 | ・営業/営業企画 ・カスタマーサポート ・コミュニケーションセンターコミュニケーター 他 ※詳しくは自社採用情報ページをご確認ください。 |
サイトURL | http://dennokotsu.jp |
自社のウリ | ■創業10年目・第二創業期 ■47都道府県導入の自社SaaSプロダクト ■交通×DX ■次世代交通の創造企業 ■教育研修制度◎ |
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