

宅配リサイクルで世界を変える。
愛知県代表取締役社長 黒田 武志

代表者インタビュー
都市鉱山リサイクルで日本を資源大国に
―御社の事業内容を教えてください。
私たちは2000年の創業以来、「ネットリユース事業」として日本最大級の中古書店NETOFF を運営し、日本全国に眠る本、DVD などを送料無料の宅配便を利用して買取る「宅配買取」と、買取りした商品とインターネットで販売する「Eコマース」サービスを展開してきました。
この宅配買取の仕組みを活用して、現在は「ネットリサイクル事業」も新規に立ち上げています。不要になったパソコン、携帯電話などの小型家電を回収する「宅配回収」と回収品を再生資源として中間処理会社に売却する「資源リサイクル」の2つのサービスを展開しています。
―起業の経緯を教えてください。
大学卒業後、トヨタ自動車で部品のリサイクルの事業などに従事し、特に起業を考えてはいませんでした。たまたま手にした雑誌にあったブックオフ創業者の坂本孝さんの記事に感銘を受け、まるで坂本さんの追っかけのように講演に通い、講演会などに坂本さんが出るたびに会社の休みをとって、いつも最前列で聞く日々でした。一方で、「当社では、社員もバイトも汗と感動の涙を流して仕事する」という話を聞いて、実際はどうなのか確かめよう」と思いブックオフでアルバイトを始め、その動きが坂本さんの目に留まり、ブックオフの起業家支援制度第1号として1998年3月に三重県四日市に会社を作りました。
―地域への想いを教えてください。
弊社は愛知県大府市に本社と2つの商品センターを構えます。2006年9月に現在の場所に移転し10年が経過し、300名を超える従業員とともに、全国へ商品を出荷しています。近隣地域の方々がパート、アルバイトとして従事して頂いており、長く勤めて頂いている方も多数おります。自治体との連携も強く、大府市主催のイベントやお祭りでは市と連携したブースで子供たちに携帯電話の分解作業なとを体験してもらうなど、地域と密着した展開をしています。
―今後のビジョンをお願いいたします。
私たちがめざすのは、IT とリサイクルの融合による新ビジネスの創出。国内の小型家電製品を日本独自の宅配便で回収し、「日本を資源大国にする」という壮大な挑戦です。
実は日本の家庭に眠る、パソコンや携帯電話などの小型家電に含まれたレアメタル、いわゆる“都市鉱山”は、世界有数の資源大国並みに埋蔵されています。
金や銀などは既に地球の埋蔵量の半分以上が掘り起こされ、2050 年には世界的に枯渇すると言われる中、ITと宅配便を活用して回収・リサイクルする我々のビジネスは、都市鉱山のユニークなリサイクルスキームとして社会から期待されています。
プロフィール
黒田 武志
経歴
- 1965年
- 大阪府生まれ
- 1989年
- トヨタ自動車㈱入社
- 1998年
- ㈱ブックオフウェーブ設立 代表取締役社長に就任
- 2000年
- ㈱イーブックオフ設立(現 リネットジャパングループ㈱) 代表取締役社長に就任
- 2013年
- リネットジャパン㈱設立 代表取締役社長に就任
会社概要
ビジョン | 宅配リサイクルで世界を変える。 |
---|---|
目標 | 私たちが目指すのは、IT とリサイクルの融合による新ビジネスの創出 |
事業内容 | インターネットと宅配便を活用した ・ネットリユース事業 ・ネットリサイクル事業の 2つのビジネスモデルで資源を循環させる事業を行っています。 |
所在地 | 愛知県大府市一屋町三丁目45番地 |
資本金 | 5億8,018万円 |
財務情報 | 2015年9月期実績 32億2,600万円 2016年9月期実績 37億2,900万円 2017年9月期見込 36億4,800万円 |
株式公開 | 東証マザーズ |
採用計画 | ・2018年度新卒6-10名採用予定 ・中途通年採用中 |
募集職種 | ・Webマーケティング ・Webデザイナー ・システム開発(SE) ・商品バイヤー ・物流オペレーション業務 ・企画営業 |
サイトURL | http://corp.renet.jp/ |
自社のウリ | ■リユース事業はトヨタ生産方式の「整流化」を意識した効率的なオペレーション ■リサイクル事業は国の許認可を唯一取得し、全国自治体との連携 |
社長室でのMTGの様子
創立17周年記念の集合写真
第1商品センター 内観
採用サイト

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